
「推し活」に1ヶ月でかける金額は「5000円未満」が7割! みんなの「推しジャンル」って?
有名人やアニメ、ゲームのキャラクター等、応援する対象にお金を使う活動を「推し活」といいます。最近では、親子で一緒にライブを行くなど楽しんでいるという話も耳にします。 消費者庁によると、「有名人やキャラクター等を応援する活動にお金を使う」に「当てはまる」と回答した人の割合は、10歳代後半で42.1%、20歳代で31.8%であり、やはり主に若い世代で推し活をしている人が多いようです。 ライブのチケットは1万円ほどかかる場合もあり、チケットを入手するためにファンクラブに入るなど、推し活には何かとお金がかかりそうです。株式会社エイチームフィナジーによる「推し活にかけるお金と節約に関する意識調査」の結果から、推し活にいくらかけているのか、お金を捻出するためにどうしているのか見ていきましょう。 【画像】「推し活」推しのジャンルは? 推し活のための費用を節約するために、工夫していることを聞いたところ、「月に使っていい金額の上限を設定している」が39.4%で最も多い結果となりました。 他には「遠征の際の宿泊費や交通費を抑える」(25.7%)、「極力おうちでできる推し活をしている」(19.0%)が上位となりました。 また、推し活にかける費用を捻出するために、「食費」(27.1%)、「交通費」(19.7%)、「水道光熱費」(19.0%)、「美容費」(16.2%)、「交際費」(15.8%)などを節約しているようです。 なお、推し活の中で一番お金をかけているのは「グッズ費」が40.5%とトップで、次いで「イベント費」が20.4%、「ファンクラブ会費」が8.5%という結果になりました。 この調査結果を見ると、推し活は比較的お金をかけずに楽しむことができそうです。テレビや動画を見たり、SNS上でファン同士が交流したりすることなどは、無料で楽しめますね。若い人たちだけでなく、年齢に関係なく「推し」を見つけると、毎日の生活が楽しくなりそうです。 出典 消費者庁 令和4年版消費者白書 (1)若者の消費行動 株式会社エイチームフィナジー 推し活にかけるお金と節約に関する意識調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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