ドスパラ福山ココローズ店の店長に今オススメのPCパーツとデバイスを選んでもらった
2022年01月15日 06:01
ドスパラ福山ココローズ店の店長に今オススメのPCパーツとデバイスを選んでもらった

 サードウェーブが運営するPCショップで広島県内2店舗目となる「ドスパラ福山ココローズ店」が1月14日、福山市にオープンした。前日は雨模様だったので出足が鈍るかと思われたが、天気が小雨から曇りに変わったことで朝早くにもかかわらず多くの人が来店した。このため通常は11時30分のオープンを繰り上げて開店となったが、早くも15分後には入場規制がかかるほどの混雑ぶりだった。 【写真】店長が注目するCPU ・ドスパラ「福山ココローズ」店が2023年1月14日にオープン  ドスパラ福山ココローズ店の店長を務めるのは山代宏之さんで、年齢は33歳と若い。入社は2021年で、それ以前はアパレルショップの店長などを務めてきたという。サードウェーブに入社したのは、ゲームが好きで同社のゲーミングPCブランド「GALLERIA」シリーズのPCを購入して興味を持ったからだという。  今は自作PCを持っていて、第12世代のCore i7とGeForce RTX 3070 Ti搭載グラフィックスカードでゲームをプレイしているそうだ。タイトル的には「オーバーウォッチ2」「Apex Regends」「VALORANT」「Call of Duty」「原神」などをプレイしているとのこと。  ちなみに「オーバーウォッチ」シリーズは「1」のころから家庭用ゲーム機でプレイしていたそうで、ゲームを始めたのはPlayStation 2の「モンスターハンター」シリーズからという筋金入りのゲーマーだ。  そんなゲーマー店長さんに、今オススメのPCパーツを選んでもらった。まずはCPUからだ。ちょうどCore i9-13900KSが発売された日の翌日とあって、店頭にもきっちりと在庫が用意されていた。最大6GHz駆動という「これで組めたらいいね」というあこがれのCPUでもあるが、個人的にはCore i5-13600Kがコスパ最強でオススメと語る。 ・最大6GHz駆動! スペシャルなCPU「Core i9-13900KS」登場 実売価格は12.4万円弱 ※以下、価格は取材時のもので全て税込み  お次はマザーボードだが、これは先ほど紹介したASRockのLiveMixerだ。Intel CPU向けのIntel Z790チップセット搭載モデルと、AMD向けのB650チップセット搭載モデルがあるが、一押しCPUに合わせてここでは前者を取り上げよう。 ・23基のUSB端子を備えた「Z790 LiveMixer」とハイエンドの「Z790 Taichi」が勢いよく売れる ・ASRockがクリエイター向けマザーボード「LiveMixer」を発表  CPUに合わせてクーラーも選びたいが、山代さんが推したのはDeepCoolの360mm簡易水冷CPUクーラー「LT720」だ。最近のCPUは発熱量が大きいので、やはり確実に冷却してくれる360mmだと強調していた。  悩ましいグラフィックスカードだが、やはりここは最新モデルをということでPalit Microsystemsの「GeForce RTX 4070 Ti GamingPro OC」を選択。発売から時間がたっていないためまだまだ高価だが、パフォーマンスは折り紙付きだ。 ・3090 Tiより高速な「GeForce RTX 4070 Ti」突如登場 発売中止の「GeForce RTX 4080(12GB)」を“リネーム” ・良コスパGPU「GeForce RTX 4070 Ti」の実力をチェック!  これらのパーツを支える電源ユニットとして山代さんが選んだのは、DeepCoolの「PQ850M」だ。他のドスパラ店長も選んでいた容量850Wのモデルだが、やっぱりこれくらいないと安心できないのが最近のシステムなのだろう。  最後にPCケースを、といったところで山代さんがこれまで以上にこだわりを見せる。「自分がPCを組んだときに使ったケースを紹介したい!」とのことで、登場したのはDeepCoolのミドルタワー「CH510」だった。9000円を切る手頃感があり、360mmの水冷クーラーやE-ATXマザーボードも収納できる拡張性の高さが魅力のケースだ。  と、ここまでのようなパーツ紹介は以前の記事でもしているのだが、今回はゲーマー店長ということで、イチオシのキーボードとマウス、ゲーミングコントローラーについても選んでもらった。  最初はキーボードだが、選ばれたのはロジクールのテンキーレスでメカニカルタイプの「G913 TKL」だ。2万8300円とちょっと高めだが、赤軸のキータッチがとても気持ちいいという。  一方のマウスについては、店長が使っているのは他の製品なのだが、「ここで手に入るとは思っていない人も多いのでは」と紹介してくれたのはFinalmouseの「Starlight Pro Tenz」だった。何と2万9800円もするマウスだが、その人気は高いという。  最後にゲーミングコントローラーをピックアップしてもらった。PCのコントローラーというと「Xbox ワイヤレス コントローラー」を思い浮かべる人も多いと思う。筆者も使っているのはこれなのだが、山代さん的には「持ち手部分のフィット感がたまらない」ということで、推されたのがRazerの「Razer Wolverine V2 Chroma」だ。  Apex Regendsはゲーミングコントローラーでプレイしているとのことで、ゲーマー的には手触りはやっぱり重要なのである。  こうして紹介してきたPCパーツについては、先ほども述べた通り、買う前に実際に体験できるのがドスパラ店舗の特徴だ。「高価なものなので、じっくり体験して選んでもらいたい」と山代さんは力強く語った。  そして1月14日のオープンを迎える。昨日から雨模様だったが、朝にはポツポツとした小雨に変わり、その後は曇り、そして太陽が顔を見せるというめまぐるしい天気に。このため、多くの人が開店前に行列を作ることになった。  オープンしてからの店内はPCの購入相談が多いという印象で、CPUやグラフィックスカードといったPCパーツを購入している人も多かった。中には、ハイエンドな第13世代Core i9のCPUやGeForce RTX 40シリーズのグラフィックスカード、1000Wの電源ユニットなどをキャッシュで大人買いする人の姿もあり、思わず驚きの声を上げてしまった。  果たしてどのようなパーツが売れているのか、開店早々の忙しい中で店長に伺った。売れていたのはCPUがCore i7-12700、グラフィックスカードがPalit MicrosystemsのGeForce RTX 3060Ti搭載グラフィックスカード「GeForce RTX 3060 Ti Dual OC」(NE6306TS19P2-190AD)、意外なものとしてDeepCoolの240mm簡易水冷CPUクーラー「LS520」が挙げられた。  自作PCのアップグレードにCPUとCPUクーラー、グラフィックスカードを買っていく、ということなのだろうか。  福山市やその近郊にお住まいであれば、車でサクッと来られるロケーションにあるドスパラ福山ココローズ店。1月15日までは購入金額の10%がポイントで還元される他、1月22日までは「ドスパラ冬の大感謝祭 」などのお得なキャンペーンも実施されているので、来店してみてはいかがだろうか。 ドスパラ福山ココローズ店の概要 営業時間:11時30分から20時 ※買い取り受付は19時30分まで 定休日:なし 駐車場:店舗前20台+共用355台 店舗所在地 〒720-0804 広島県福山市緑町2-44-4 ココローズ福山 店舗面積:約330平方m 駐車場:店舗前20台+共用355台 アイテム数:約1500アイテム

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