自分だけの音を組み立て、自分だけの音に出会う(#intimeASSYミーティング)
2023年07月16日 12:07
自分だけの音を組み立て、自分だけの音に出会う(#intimeASSYミーティング)

皆さんこんにちは、ライターの工藤寛顕です。7月も半ばに入り、全国どこもかしこも夏本番といった様相ですが、いかがお過ごしでしょうか。筆者は比較的涼しい札幌に居ながら、少しずつ溶けはじめています。 【写真】intimeの人気イヤホンをベースとしてオリジナルのイヤホンを自分の手で組み立てることができるASSYミーティングの様子 intimeブースには人気イヤホン「煌(KIRA)」「轟(GO)」「雅(MIYABI)」のMarkIIモデルや、Amazon限定販売を予定しているという「碧(SORA)-Light」の4.4mmモデル、さらにはオーツェイドの渡部代表が自ら試作したという編み込みケーブルなど、なかなかお目にかかれない貴重なアイテムも。これも試聴会の醍醐味といえるでしょう。 これらは展示ブース前だけでなく、近くの試聴席に座って試聴することもできました。こうした各製品の購入自体は量販店などで可能であっても、メーカーの方から説明を受けつつ試聴できる機会というのは貴重な機会なので、来場された方々もじっくりと楽しんでいたようです。 その後の工程では、注射器を使ってわずかな量の接着剤で内部パーツを固定するなど、精密な作業が続きます。一見するとかなり難しそうですが、ひとつひとつの工程をスタッフさんが説明し、出来栄えなども逐一チェックしてくれるため、問題なく進行していました。 好きな女性声優さんの楽曲やアニメの主題歌だけでなく、YouTubeで好きなVTuberの配信を観ながらチューニングしていったとのことで、「自分の好きな人の声を最大限良い音にして聴きたい」という意図が込められているそうです。実際に聴かせていただきましたが、主に女性の話し声やボーカルが近くでリアルに聴こえる反面、それ以外の音域はかなり抑えられているという、ものすごくピーキーな性能。た、確かにこれはある意味可愛くないというか、トガッた音作りだ……! また「見た目」については、発色が強めなカラーもある中、明るめで淡い色味をチョイス。こちらも自分の好きなVTuberや声優さんのイメージに近いカラーになっており、良い音を楽しみたい、という思いがデザインにも込められているとのこと。リアキャップ(フェイスプレート)はASSYミーティング限定色のシルバーでそろえ、全体の印象をシャープにまとめ上げています。 こうした「好み全振り」な感じのイヤホンを作れるのがまさにASSYミーティングの魅力で、ましてや特定のVTuberの配信に特化したチューニングなどは製品化も難しいでしょうから、こうしたイベントならではのユニークな仕上がりがとても素敵でした。

マイナビニュース

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