
名作と迷作のオンパレード!?伊東ライフ先生が『ポケモン』配信で披露したイラスト傑作選
※本記事には伊東ライフ先生の生配信、および『ポケットモンスター』シリーズの内容に触れています。ネタバレにご注意ください。 【画像】大反響だったトゲピーならぬ“ウニピー”【元記事に動画アリ】 『ポケットモンスター』に、1ミリも触れてこなかった――。そんな人生を歩んできた有名イラストレーター兼VTuberの伊東ライフ先生が、生配信上で同シリーズをプレイする名物企画“ミリしらポケモン”。 2022年大きな注目を集めた同企画では、数々の作品が生み出されました。そこで今回は、独断と偏見でチョイスした“傑作”たちを振り返ります。 ◆トゲピーが“ウニピー”に… ここで今一度、“ミリしらポケモン”についておさらいしましょう。同企画は、伊東ライフ先生が『ポケットモンスター ハートゴールド』で遭遇した未知のポケモンを描く…というもの。 ただし、ポケモンの姿を見ることはできず、手掛かりになるのは「ポケモンずかん」の説明文とネーミングのみ。完成したイラストはYouTubeのアンケート機能で視聴者が採点し、基準点に達すれば、そのポケモンをゲットして手持ちに加えることができます。 イラストレーターとしての洞察力と腕前が試される、そんな同企画でひときわ大きな反響を呼んだのが10月8日の生配信で出会ったトゲピー。ここでは今やお馴染みとなった“天地迷察”が発揮され、「カラのなかにしあわせがたくさんつまっている」という情報から、なぜかウニを連想してしまいました。 描きあげたトゲピーは本物とは程遠い仕上がりでありながら、図鑑No.871のポケモンとそっくり。これには視聴者も困惑してしまい、「予想は外すけど未来予知はする伊東ライフ」「めちゃくちゃ未来予知してるやん」とツッコミが殺到することに…。 ◆蛇足が祟って“ダソッキー” 伊東ライフ先生がお絵描きチャレンジを失敗してしまうとき、主な原因として挙げられるのが余計な部分を付け足すこと。その最たる例と言えるのが、11月5日の生配信で挑んだウソッキーです。 『ハートゴールド』のウソッキーはシンボルエンカウントで、いわばフィールド上に姿が見えるポケモン。通常では得られないアドバンテージでスタートダッシュを決め、普段よりもスラスラと筆を進めていました。 しかし余裕が裏目に出たのか、伊東ライフ先生の迷推理が暴走し「なぜ木に顔がなかったのか、つまり地面の下に岩要素があります」と断言。そこから岩型のモンスターにウソッキーを生やすという大チョンボを犯してしまい、ゲットチャンスを逃すことに…。 ラフ画の時点では10点満点だったにもかかわらず、蛇足なアイデアで痛い目に遭ってしまった伊東ライフ先生。ちなみに、ウソッキーは視聴者によって“ダソッキー”と名付けられていました(笑) ◆“天地明察”が発動したレアケースも 難易度の高い企画ということもあり、失敗も少なくはない“ミリしらポケモン”。ですが、ときには伊東ライフ先生の推理力が遺憾なく発揮されることも。 たとえば、11月12日放送回では伝説のポケモン・ライコウがお題に。「ポケモンずかん」には「雨雲を背負っている」「どんなときでもかみなりを出せる」などと記載されていたことから、日本の妖怪である雷獣がモチーフになっていると予想を立てていきます。 そこへ鵺(ぬえ)のエッセンスも付け加え、四足歩行の生き物を描いていく伊東ライフ先生。さらに、同じでんきタイプということで過去に正解したメリープから配色のヒントを拝借し、イラストを完成させました。 見た目に多少の差異はあれども、カラーリングやデザインは本家と近いクオリティに。視聴者アンケートでも基準の7点票が9割を占め、コメント欄は「さすが神絵師」「考察も絵も完璧」「ラーイーフー!ラーイーフー!」と大盛り上がり。完全勝利とは、まさにこのことでしょう! そんな山あり谷ありなチャレンジこそが、“ミリしらポケモン”の醍醐味。2023年も、先生の“天地明(迷)察”ぶりに期待ですね。
インサイド