
インフルエンサーのPR効果を考える ホロライブとのコラボでユーザー数が13倍になった『タワーオブスカイ』の場合
俳優、モデル、歌手、そしてYouTuberにTikTokerたち──自身のキャラクターやSNSでの言動で大きな影響をもたらす人物のことを、インフルエンサーと呼ぶ。 【画像】ホロライブコラボによる効果推移グラフを見る その言葉の広がりと共に、実際に彼らの存在が経済や社会に対して強い意味を持つようになった。インフルエンサーを起用したプロモーションやタイアップ広告は毎日のように目にすることができる。 広告やPR分野では「インフルエンサーマーケティング」として2010年代より加速度的に発展。 5月19日に「ホロライブ」とのコラボが告知されると、同週(5月15日週)には新規/復帰ユーザーを含め、WAUは5.8万人に増加。 さらに、翌週にはサービス開始時以来となるユーザー数10万人台に回復。コラボイベントが開始された5月29日週には、新規ユーザー数だけでなんと10万人以上を獲得。継続・復帰ユーザーを合わせてのWAUは20万人を突破したという。 グラフにもあるように、これは『モンスターストライク』とのコラボイベントでも生みだせなかった数字。ユーザー数2万人以下の窮地から一転、ユーザー数が25万人近くまでぶちあがっていく流れは、ホロライブの影響力をまざまざと見せつけている。 ゲーム内では5月30日から6月13日の間にスペシャルガチャコラボが開催され、同事務所に所属する星街すいせいさん、さくらみこさん、夏色まつりさん、白上フブキさん、雪花ラミィさんがゲーム内キャラクターとしても登場した。 これと合わせて5月下旬から6月上旬の期間にかけ、今作に参加した5人はそれぞれ『タワーオブスカイ』をYouTubeのライブ配信でプレイ。 これらもプロモーション施策の一つとして数えられており、さくらみこさんの動画には"プロモーションを含みます"という文言が。概要欄には「提供:タワーオブスカイ」の一言が確認できる。
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