【神域リーグ】第4節速報! 今季初の役満を成就させたチームとは?
2022年06月21日 23:06
【神域リーグ】第4節速報! 今季初の役満を成就させたチームとは?

 MリーガーとVtuberによるオンライン麻雀のリーグ戦「神域リーグ 2023」の第4節が21日に行われた。  3位のチームゼウスが〝抜け番〟となった今節は、上位2チームと下位2チームに大きなポイント差がある状態で3試合が行われた。  第1試合は東家から歌衣メイカ(アトラス)、因幡はねる(ヘラクレス)、渋谷ハル(アキレス)、朝陽にいな(グラディウス)の4人が出場。  ゲームの主導権を握ったのは好調のアキレスが送り出した渋谷だった。3度の跳満で圧倒的なリードを積み上げると、6万点オーバーの大トップを獲得。首位を走るチームを、さらに後押しする勝利を飾った。  第2試合は東家から因幡はねる(ヘラクレス)、渋川難波(グラディウス)、歌衣メイカ(アトラス)、渋谷ハル(アキレス)の4人が出場。  3人が連闘するというまさかのカードは、渋川と歌衣がデッドヒートを展開。渋川が満貫を成就させ監督としての意地を見せると、一度は沈んだ歌衣が跳満で派手なカウンターを決め、一時はトップに躍り出た。  しかし最後に勝利の女神がほほ笑んだのは渋川。南3局に歌衣に満貫を直撃させて逆転すると、チームに今季初となるトップをもたらした。 「本当に良かった、良かったとしか言いようがない…」と勝利を噛みしめた渋川は、「見ててくださいよここから。快進撃で行くんで…」と強く逆襲を誓った。  第3試合は東家から咲乃もこ(アトラス)、白雪レイド(アキレス)、天開司(グラディウス)、空星きらめ(ヘラクレス)が出場。  咲乃が連荘でリードを積み重ねる中、〝事件〟が起きたのは東1局3本場。  空星が白と中をポン。最後は發をツモって神域リーグ今季初となる役満「大三元」をアガりきった。  この大きすぎる加点が決め手となり、リードを守り切った空星がトップを獲得。役満の親被りをくらった咲乃もしぶとく2着に残った。  恒例の〝校歌〟をバックにインタビューに応じた空星は、役満について「本当にツモるとは思ってなかったので、大絶叫、震えまくりですよ…」と当時の心境を告白。「幸先もいいので、このままもっと勝てるように頑張ります!」と頼もしく意気込んだ。  今節の結果、ヘラクレスが首位アキレスの背中を完全にとらえる形に。アトラスもわずかに浮上した一方、念願の初トップを獲得したグラディウスは、2度のラスが響きV字回復とはならなかった。  次回の第5節は7月5日(水)に開催予定。抜け番ではないにもかかわらず、松本吉弘監督が解説を務めるというヘラクレスの動向にも注目だ。 【第1試合】 1位 渋谷ハル(+86・0) 2位 歌衣メイカ(+14・5) 3位 因幡はねる(-12・6) 4位 朝陽にいな(-87・9) 【第2試合】 1位 渋川難波(+59・8) 2位 歌衣メイカ(+7・0) 3位 因幡はねる(-22・0) 4位 渋谷ハル(-44・8) 【第3試合】 1位 空星きらめ(+70・3) 2位 咲乃もこ(+8・3) 3位 白雪レイド(-22・1) 4位 天開司(-56・5) 【終了時チームポイント】 1位アキレス   219・8 2位ヘラクレス  202・9 3位ゼウス    6・9 4位アトラス   -52・8 5位グラディウス -376・8 【神域リーグとは】昨年から始まったプロアマ混合のオンライン麻雀のリーグ戦。今季は5チーム(各プロ1人+VTuber3人)が5月26日から全10節・計30試合を行い、セミファイナル、ファイナルを経て9月8日に優勝が決まる。監督はMリーガーの多井隆晴、鈴木たろう、村上淳、松本吉弘、渋川難波。

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