
Vチューバー郡道美玲が「にじさんじ」卒業 WBC決勝実況での不適切発言で謹慎処分
バーチャルライバーグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLORは19日、3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦実況中に不適切な発言をしたことで謹慎処分とした所属VTuber(バーチャルユーチューバー)郡道美玲のグループ卒業を発表した。 同社は公式ツイッターで「この度、2023年6月21日をもちまして、当社所属ライバーの『郡道美玲』は、当社と双方合意のうえ、『にじさんじ』を卒業することになりましたので、ここにご報告いたします」とし、21日午後11時に卒業配信を実施する予定だとした。 卒業にともない、郡道に関するYouTubeチャンネルやファンクラブ、SNSは22日に非公開とし、グッズやボイスなどのコンテンツ販売は順次停止する。ファンレターの受付期間は7月31日到着分まで。「これまで『郡道美玲』を応援してくださっていたファンの皆様には、心より感謝申し上げますとともに、突然のご報告となりますことを深くお詫び申し上げます」とした。 郡道は3月22日、日本対米国のWBC決勝戦を観戦しながらツイッターで実況を実施。野球のルールなどについて無知で「ストライクって何?」「もしかしてホームランになると点数が入る?」などとトンチンカンなツイートを連発し、フォロワーを楽しませていたが、「これ玉投げる人、強い人が立った時に頭か身体に投げちゃえば出場停止にできるんじゃないの?」とのツイートに対しては批判の声が多数あがり、自身も「一部私の無知が行き過ぎてて不適切な発言がありましたが、元リプツリーにも繋げているように悪意は一切無いことだけ改めてもう一度ここでお伝えさせてください~!ごめんなさい!」と謝罪していた。 ANYCOLORも公式ツイッターで郡道の発言を謝罪。過去にも複数回にわたって不適切な言動を繰り返していたことから「配信者としての自覚を欠く由々しき問題」だとして、当面の謹慎処分を下していた。
日刊スポーツ